Secure SketCHが事業を強くする、認定パートナーが考えるセキュリティ専門家とSecureSketCHの効果的なシナジー

グローバルセキュリティエキスパート株式会社

コンサルティング本部 コンサルティング事業部 事業部長 和田 直樹 氏

社長室 事業戦略担当部長 和田 武春 氏

Secure SketCHとコンサルタントのそれぞれの強みを掛け算できることが「認定パートナー制度」の最大の魅力

SecureSketCH_GSX_和田直樹様

グローバルセキュリティエキスパート株式会社 
和田 直樹 氏

認定パートナーになったきっかけ

決め手はデータ量の多さ、定量的な相対評価をお客様に提供できる「コンサルティング」と好相性のツール

和田(直)氏:
 弊社は情報セキュリティの専門会社として、セキュリティコンサルティング・脆弱性診断・サイバーセキュリティソリューションをはじめ、セキュリティ全体像を網羅した教育サービスなどを提供しています。NRIセキュアとはもともと事業提携やシナジー創出を検討しており、その一環で2018年頃にSecure SketCHを紹介してもらいました。


 最初に機能を見せてもらった時すぐに、弊社のコンサルティングサービスを強化するために利用できるツールだなと感じました。特に600社以上*の企業と比較できるというデータ量の多さと、定量的で視覚的にわかりやすい評価画面が良いな、と思いました。
 そして、我々のようなセキュリティベンダーがお客様へセキュリティ対策を支援する際にSecure SketCHを活用できる「認定パートナー制度」が立ち上がったため、これに参画することにしました。

*2018年サービスリリース当初

どのように活用している?

セキュリティ対策状況評価からレポート作成まで、コンサルティングサービスの一連の流れの中でフル活用

和田(直)氏:
 弊社ではもともとISMSや独自の基準を使ってお客様のセキュリティ対策状況を可視化するコンサルティングサービスを実施してきました。認定パートナーになった初期の頃では、その評価基準と、Secure SketCHの設問をマッピングしておき、お客様に対面でヒアリングした結果をSecure SketCHに投入して分析をする、という使い方をしていました。
 これによって、今まではコンサルタントの主観でしか、セキュリティ対策の提言ができなかったのですが、それがスコアや偏差値などの「他社と比較した客観的なデータ」も加えて、提言をすることができるようになったため、コンサルティングの成果に、より納得性の高いロジックを加えることができるようになりました。

 今では、お客様にSecure SketCHを活用することを事前に説明をして、お客様のご要望に応じてヒアリングの最初の段階からSecure SketCHの対策設問に置き換えることもあります。
 具体的にはSecure SketCHの対策設問の意味やポイントを対面で説明して、お客様の対策状況などをお聞きしながらコンサルタントがSecure SketCHに入力をします。そして、Secure SketCHの評価画面で表示された結果を解説したり、Secure SketCHのレポート機能などを使いながら、お客様の社内向けのレポートを作成したりします。
 評価をした後のフェーズでは、セキュリティ対策を推進するためのご支援もしています。その際も、Secure SketCHを使って対策計画などを一緒に作成したり、対策後の結果などを確認したりして、全てのフェーズでSecure SketCHを活用しています。

和田(武)氏:
 弊社にご相談いただくお客様は、セキュリティ関連の投資に対して慎重な姿勢のミドルレンジの企業が多いです。そういったお客様に対して、Secure SketCHの他社平均点や偏差値などを参考にしながら「同業他社ではこのレベルまでセキュリティ対策を実施しています。なので御社でもここまで対策をしましょう」といった相対評価をもとにした“刺さる”提言ができるようになりました。
 一方でSecure SketCHからわかる数値だけを見ても具体的に自社に必要な対策やソリューションはなにか?ということまでを考えるのが難しいと感じるお客様も多いです。そこで、私たちは、お客様の業界や企業規模といった特性に合わせてSecure SketCHの内容を解説したり補足したりするといったご支援もしています。そのような活動が、Secure SketCHの「認定パートナー」としての付加価値になると考えています。

Secure SketCH利用の効果やメリット

お客様にとっても、パートナーにとっても「効果的」かつ「効率的」な業務が可能になるプラットフォーム

和田(武)氏:
 これまでのコンサルティングサービスではコンサルタントの知見などをもとにした「定性的」な評価結果のみを伝えていましたが、Secure SketCHを使うことで「定量的」な評価結果もお伝えできるようになったことはお客様にとってメリットだと考えています。やはり平均点や偏差値といった数値は直感的にレベルを把握できるため、特に経営層へのセキュリティ対策状況の報告などの場面ではとても使いやすいと感じています。

和田(直)氏:
 Secure SketCHは基本的には自己チェックツールとしての使い方が多いかと思いますが、「経営層への予算取りの説得材料に評価結果を使いたい」といったニーズがあります。それらの評価結果に対して客観性のチェックや、経営向けのレポート作成など、セキュリティの専門家による支援が必要な場面では我々のような認定パートナーを活用いただければと思います。
「経営層にもアプローチ可能な評価結果を提供できる」ということは我々にとっても強みであり、実際にコンペでもこれらの強みがあったことで、選定いただいたこともあります。また、Secure SketCHを利用する前と比べて、評価結果レポートを作成する負荷が圧倒的に軽減されました。これまでよりも確実に「効率的」に業務をすることができて、かつ「効果的」なアウトプットを作成できるようになったと感じています。

 

今後の展望

GROUPSプランを使って「グループ企業全体のセキュリティレベル」を高めるようなサービスを提供したい

和田(直)氏:
 今後もコンサルティングサービスにSecure SketCHを活用していきたいと考えています。また、弊社ではSecure SketCHのGROUPSプランを使ってグループ全体のセキュリティ対策状況を可視化しました。このスキームにより効率的にグループ企業のセキュリティ管理が可能になったため大変満足しています。今後は弊社のお客様にも、このGROUPSプランを活用してグループ企業全体のセキュリティレベルを高めていくようなコンサルティングサービスを提供していきたいと考えています。

SecureSketCH_GSX様2

写真(左):和田 武春 氏、(右):和田 直樹 氏
グローバルセキュリティエキスパート株式会社 東京本社にて